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対麺厨です。TwitterID @pokebozu2000

ポリクチ老害の迷走

行き詰まったので少し纏めてみる。

普段は考察用アカウントで思考を纏めることがほとんどなのだが、今回公開しようと思ったのは鍵のついたアカウントでポケモン考察を続けると思考が独りよがりで視野の狭いものに陥りがちだから。


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久々にこいつについて

 

ポリクチが強いらしいと聞いたので組んでみようと思ったのが2週間ほど前

友人M君を通話に誘い考察通話を行ったのが10日ほど前。

 その時の通話ではポリクチミミガッサが多分結果出ててつえーだろうし、そこにメガとZ入れたら強いんじゃないっていう話になって面白ポケモンを2体入れた構築を組んでみた。

 個人的には80点くらいの気でいて、そこから徐々に完成度を上げていけばいい程度の考えだったのだが想像以上に使いこなせない。

 2000到達できるレベルの構築を100点と仮定しても30点くらいの感覚で、これは構築の善し悪し以前に構築と自分の考えが一致していないと思った。

 

ではどこが合っていないのか

ポリクチの相棒としてミミガッサを採用する時のメリットは「Z技に対する確実な行動保証」である。襷と化けの皮という数値に依存しない行動回数の保証は、火力は高いものの低速で、不意のZ技に狩られやすいポリクチの並びと相性がいいと考えられてきた。

 自分もこの発想自体は理にかなっていると思う。ポリクチを運用する上でまず障害となるのがこのZ技であり、実際七世代初期環境ではZ技の出現によってクチート軸は壊滅的な打撃を受けた。よってポリクチを組む上で「相手のZに対してどう対応するか」は必ず意識しなくてはならない。

 前述のミミガッサはどんな高火力Zに対しても必ず一発目は耐えることが出来るという特性がある。それによりクチートの持つ対面性能を発揮しやすくなる上、クチートによる崩し→ミミガッサによる詰めという動きも可能になる。ここで大切なのは、前述の考え方はクチートを対面性能の高い駒として考えている(であろう)点である。だが、自分にはこの点がどうしても腑に落ちないのだ。

 

曲がりなりにも約2年クチートを使ってきたが、クチートを対面的な駒として動かすには以下の条件を満たしている必要がある。

・トリル下であること

・相手が高火力特殊技を打たないこと

・相手が炎、地面タイプでないこと

・物理相手にメガ前クチートを繰り出せること(威嚇が一度入ること)

 

単純にこれらの一つを満たしていれば良いというわけでも無いので難しいところだが、要は「1発耐える→じゃれ」「一発耐え→じゃれ→不意」ができるか、上から叩ける場合にはある程度の対面性能をクチートに期待できる。ただ、これらの条件を満たすことは想像以上に難しい。クチート軸を意識した選出を相手にされた場合、ラス1対面クチート対何かになっても勝てる確率は信用に足るものではない上、相手のポケモンを2体残してクチートを繰り出さざるを得なくなった場合、上から2体に殴られて負けることの方が多いのではないか。少なくとも自分の今までのポケモン人生を振り返ってみて、そういうことの方が多かった。

 

 ではクチートの強さとは何だろう。

自分は、有利対面を取った時のアドバンテージの大きさだと考える。そしてクチートを軸に据える以上は、有利対面の幅を広げる補助としてトリックルームを使ってきた。つまり自分はクチートをサイクルで最も強い駒、対面性能は副次的なものという認識だったのだ。もちろんクチートはメガ前の耐久が非常に低いので受け出しをすることが出来ないのだが、有利対面をとることが出来れば、並の耐久ではじゃれつくが受からないので、相手のサイクルを崩壊させることが出来る。

 

 以上の思考にたった場合、クチート軸を組む時に大切なのは「クチートの有利対面を作る≒クチートが殴る回数を増やす」ことであるので、トリックルームによって縛り関係を逆転し、有利対面の幅を広げたり、対面操作技や吊り交換を駆使して有利対面を取ることだ。対面的に相手を殴って1:1以上をとることを目指すことではなくなる。

 

 ここまで考えた結果、ポリクチ@1を基本軸としたサイクルを考えることになった。

@1に求められる条件はポリクチとのタイプ補完に優れることが必須。そして等倍Zで消し飛ばない程度の耐久は欲しい。電気技の一貫が切れれば選出の幅が広がる。対面操作技があればクチートの活躍の幅が広がるetc...

 

見事にここで行き詰まった。

相手のZ+メガ+クッション構築に対して力負けしないようにこちらも基本軸にZを絡めたいのだが、ポリクチとサイクルを組みながら有効なZを打てるポケモンがわからない。

Zを持たせると相手の普通技+Zによってサイクルの中で突破されかねない。

 このポリクチ@1にハマる一体を開発できない限りポリクチ軸サイクルは前に進んでいかないのだ。

 

 

冗長な上にまとまりのない文章ですみません。文字に起こすことで見えてくるものもあるかと思いましたが、今のところ何も閃かないので一緒にどなたか考察しましょう。

 

私の価値観はもうアローラでは通用しないのではないかという微かな恐れを感じながら...

 

筆者@someman_poke