星霧杯使用構築 ある梅雨の夜のポリクチ
http://mennsyokuninn.hatenablog.com/entry/2016/06/26/170133
<個別紹介>
@メガ石
性格 意地っ張り
特性 威嚇→力持ち
実数値(努力値)※メガ後のみ記載
155(236)-172(252)-145-✕-115-73(20)
技構成
じゃれつく 叩き落とす 不意打ち 剣舞
いつもの軸。技構成、努力値その他も、もはや書くことがなくなってしまった。
相変わらず強かったと思う。大会中にじゃれつくを外すこともなかったので、普段から共に歩んでいるだけのことはあると思う。
性格 控えめ
特性 ダウンロード
実数値(努力値)
191(244)-✕-111(12)-171(248)-116(4)-80
技構成
トライアタック シャドボ めざ炎 トリル
いつもの軸その2。ギミック始動要員。
決勝では相手パーティーを半壊させてくれた。ただ、選出のしづらさが半端ではなく、出しても、Cが上がることはほぼなかったので、構築自体での動きにくさを感じてしまった。
@拘りスカーフ
性格 意地っ張り
特性 威嚇
実数値※非理想個体なので実数値のみ記載
175-211-107-✕-100-134
技構成
地震 岩雪崩 叩き落とす 蜻蛉返り
型は変わっているものの、なんだかんだでいっつもパーティーにいるポケモン。ゴツメランドロスの記事を書いたところ、星霧杯直前にアクセス数が伸びまくったので、裏をかくためにスカーフを持たせてみた。
大会時に流行していたCDG4との対戦時に、殆どの相手は初手珠ゲンガーの気合玉で、ポリ2の展開を阻害してくる場合が多かったので、初手対面で安定して打てる叩き落とすを採用した。ゴツメランドの記事もあってか(?)初手で突っ張られる試合もあり、よく刺さった印象だった。
Sは普通に135族抜きまで伸ばした方が強いと思う()。
性格 図太い
特性 プレッシャー
実数値※非理想個体なので実数地のみ記載
205-✕-166-110-135-123
技構成
熱湯 リフレクター 眠る 寝言
相手を削るために毎回入れているゴツメ枠に今回はスイクンを採用した。ただ、ガルーラ軸などと違い、構築単位でキノガッサに隙を見せてしまうため、準速キノガッサ抜きまでSを伸ばした。この判断は正解で、キノガッサとの対面でワンチャン残せるようになるの同時に、Sに降っていないガルーラの上から、壁を貼れるなど役に立つ場面が多かったように思う。
冷凍ビームが欲しい場面がとても多かったが、太鼓マリルリや秘密ガルーラ、メガバシャーモへの性能を考えると、ほかの技がどうしても切れなかった。
@ 気合の襷
性格 意地っ張り
特性 テクニシャン
実数値(努力値)
135-200(252)-101(4)-✕-80-122(252)
技構成
種ガン 岩石封じ マッハパンチ キノコの胞子
何の変哲もないキノコ。主にストッパーとして採用した。以前は襷が潰れると簡単に腐ったのだが、今回の構築ではスイクンがリフレクターを貼ることで、擬似的に物理耐久を上げることができたため、襷が潰れたあともあえて残しておく立ち回りが増えた。
ストッパーとしての役割と、構築単位でのゲンガーの重さを考えると、陽気での採用も一考の余地はあった。
無難に強かったと思う。
@メガ石
性格 臆病
特性 浮遊→影踏み
実数値(努力値)
167(252)-✕-100-191(4)-115-200(252)
技構成
祟目 鬼火 気合玉 道連れ
時々構築から外される相棒枠。現環境において対応範囲の広さがピカイチなので、苦手な相手の多いポリクチにとても入りやすい。
受けループ、クレセドランに隙を見せない気合玉採用の鬼火祟目型というのは前期使用したものと変わっていないが、構築単位でのメガゲンガーの重さから、最悪同速勝負を仕掛けられるようSに振り切った。相変わらず安定感が抜群で素晴らしかった。
@命の珠
性格 臆病
特性 浮遊
実数値(努力値)
135-✕-81(4)-182(252)-95-178(252)
技構成
シャドーボール ヘド爆 気合玉 道連れ
今大会は大会途中でのパーティー変更が可能とのことだったので、1戦だけ珠ゲンガーを使ってみた。謎の衝動にかられて急いで用意し、試合で使用したところ、なかなか刺さってくれたので良かったと思う。ポリクチを止めに来る低中速ポケモンたちを、こいつで強引に制圧するという動きの可能性を感じた。(流石に沼だったので一戦で解雇)
事故を減らすこと、役割集中に負けないこと、流行りのガッサにできるだけ隙を見せないこと。の3点を意識して組んだ結果、高種族値の象徴である準伝2匹をポリクチに添え、それと相性が良く誤魔化せる範囲が広い2匹を補完として入れた今回の構築が出来上がった。以前から頭の中にはあったスカーフランドロスとゴツメスイクンのサイクルパを上手くポリクチに組み合わせられたと、自分自身ある程度満足はしている。
ただ、大会後に潜ったレートでは、勝ちきれない試合が多く、苦戦を強いられてしまった。まだまだプレイング、構築両面で、未熟だということを痛感させられたので、これからまた一層精進を重ねて行こうと思う。
大会自体は、自分がポケモンを始めた頃から憧れていた2人と通話を繋ぎながら対戦できるという、まさに夢のような舞台で、本当に楽しかった。(通話中一人でずっと「あぁ...楽しい...」って言ってた。)
また、色々な強い皆さんと対戦することができ、それも自信につながったので、運営のお二方には感謝してもしきれない気持ちでいる。親フラで最後のBV鑑賞までいられず、落ちてしまったことが唯一の心残りではあるが、本当に楽しい大会だった。
運営、対戦してくださった方、チームを組んでくれたドラゴン好きな人達、そして、頑張ってくれたポケモン達に感謝。
対戦成績 6勝0敗
ご質問、ご指摘は以下のTwitterかコメント欄まで
@pokebozu2000
ルーティン
星霧杯振り返り
ポリクチ+ゴツメランドロスについて
@ゴツゴツメット
S15使用構築 †牙姫礼賛† 最高2050最終1978(再投稿)
@メガ石
@ラムの実
@メガ石
いつものヒロイン枠であり、最も迷走していた枠。どれくらい迷走していたかというと、大体3つのポケモンをそれぞれ試し、メガゲンガーに決まったあとも5つの型を全て没にした結果こいつに辿りついた。初めはかなり端数を振り分けていたのだが、最終的には役割対象へ弱くならずに最低限の耐久と火力を確保して、なおかつシンプルにまとまっていた以下の記事のものを使用させていただいた。
http://wajainapoke.hatenablog.com/entry/2016/03/15/114654
技構成については辛い相手と1:1を取れる道連れ、増えていたキノガッサとの初手対面で打つ鬼火、鬼火とシナジーがありメガゲンガーの火力を活かすことのできる祟目、受けループを突破しうるほぼ唯一の手段である気合玉。ヘドロ爆弾も欲しかったが、変えた途端に受けループとマッチングする謎現象を体験してからは変えることができなくなった。
命中不安技を複数採用した結果、本来の安定感はなくなってしまったが、広い技範囲と、上昇した抜き性能。鬼火でのサポート性能により、今まで選出できなかった相手に対しても役割を持つことができるようになった。
ただ、厨パに対しては厨パ全体を通して、メガゲンガーへのメタが進み少し動きづらいと感じたので厨パを見たときは即決でポリクチを確定にしていた。
気合玉の命中までは求めないから、せめて鬼火だけでも当てて欲しかった。選出率5位(ジャローダとほぼ同率)
<選出>
vs対面厨パor
構築時では軸としていたポリクチランドが対厨パの主な選出だった。だが、ガルーラの冷凍Bで無償突破されてポリ2を削られたあと裏で詰められるという動きが多く、安定しなかったので、鉢巻アローに羽休めを持
たせてバシャーモに対しての安心感を少しでもあげ、厨パに対する2つ目の軸とした。
ランドロス選出時は、ポリ2で暴れたあと、クチートとランドロスでサイクルを回す。
ファイアロー選出時はポリクチで相手を削ったあとアローで〆る対面的な戦い方を用いる。
2つの戦法を無理せず柔軟に使い分けられることも、ポリクチの長所だと考えている。勝率は6割程度だった。
vs受けループ
メガゲンガーによる崩し、ジャローダによる崩しを起点にしてアローで詰めていく立ち回りが基本になる。ジャローダをラッキーで見ようとしてくる受けループは挑発リフストで分からせる。ゲンガーの気合玉は相手に追い打ちを打たせづらくするための見せ技。大抵はジャローダでサイクルを崩壊させることができた。
8割程度勝つことができた。
vsクレセドラン
クレセドランに対しては、Cの上がったジャローダが絶対的に強いので、如何にしてジャローダの起点とジャローダを対面させるかを意識した立ち回りをしていく。ガルクレセドランに対しては、ランドロスでガルーラを削りつつステロを撒いて、ゲンガーで鬼火を入れるか、ヒードランを気合玉と道連れで処理する等の立ち回りをしながら、ジャローダを繰り出すタイミングを伺う。
ただ、そこまでして繰り出したジャローダがリフストを連続で外して何もせずに落ちていったときには心が折れる音がした。
7割くらい勝てたと思う。運負けが一番多い相手だった。(マジでジャローダ頑張ってくれ...)
vsクチート軸
大抵のクチート軸ミラーに対しては上記の選出で挑む。クチート軸にはクチートが刺さるのでクチート+ランドロスの並びで荒らしたあと、ファイアローで上から制圧する動きをとった。1サイクル目のクチートは無難にランドロスで受け、2サイクル目から負担をかけてサイクル崩壊を狙っていく。
今季明らかに数を増やしていたクチート軸にも、ある程度は勝つことができてよかったと思う。(体感勝率は5.5割くらい)炎牙、アイへクチートは運負け
vsマンダマンムー@1
ポリクチvsマンマンはポリクチがかなり有利だと思っているので、ポリクチを選出。残り一体は刺さっているポケモンを選ぶくらいの感覚で(基本的にはランドロス、刺さりそうならジャローダ、ガモスが相手にいるならファイアロー)。
ただ、有利と見られていたマンマンが段々と有利と言えなくなっていると感じた。特に、HDメガマンダ+ゴツメマンムーと並べられると、ポリクチは5分か微不利なのでかなり辛い戦いになる。
勝率は7割くらい。もう少し勝てても良かったと思う。
よく当たった構築に対する選出パターンは以上。これらの有名どころに対してはかなり高い勝率を残せていたと思うが、一方でメガフシギバナ入り、メガギャラドス入り、メガゲンガー軸サイクルパに対してはほとんど勝つことができなかった。
<辛かった相手>
霊獣ボルトロス、魔界ロトム、サンダー、ヒードラン、眼鏡サザンドラ、両刀ガルーラ、ウルガモス、生意気HDポリetc...
魔界ロトムが、最も重く、ポリクチ+ランドロスと出した時に初手に出されてTODされたらそれだけでほぼ負けます(1回150下にやられた時は発狂した)。
<構築作成の経緯>
今期は自分の中であったポリクチの組み方をぶち壊すことから始めようと考えた。
↓自分の中でのポリクチの組み方
http://mennsyokuninn.hatenablog.com/entry/2016/02/02/210337
これを壊すべく、軸の一体に据えていたギャラドスに変わる新たなゴツメ枠としてゴツメランドが目に止まり採用。ゴツメ枠変更に伴う弊害を他のポケモン達で補うように組んだ。
バシャーモが重くなってしまうのでその抑えとしてファイアロー、ここまでで水の一貫が気になったのでそれを切りつつ起点にできるジャローダ、害悪と受けループに強く出られるメガゲンガーを入れて完成した。
メガゲンガーの枠はメガサーナイト、メガヘラクロスを試し、メガゲンガーに辿りついた後も滅び、催眠、挑発道連れ、鬼火シャドボ、3Wを没にして今の技構成、努力値配分に落ち着いた。
<総括>
今シーズンはインフレしていたこともあり、かなり順調にレートを上げることができて楽しかったです(小並感)。
最後になりましたが、 構築相談に乗ってくれたポリガーさん。いなほ界隈の皆。いつもCASに来てくれた劾流くん。本当にありがとうございました。
来季からは21目指して頑張ります。
最高2050最終1978
質問、指摘等はどんな些細なことでも構いませんので以下のTwitter又は当ブログコメント欄まで。
@pokebozu2000
ここまで、読み応えがあるという表現が全く似合わぬ冗長な文章に目を通していただきありがとうございました。またの機会に。