第七世代S1使用構築 最高2064 最終2020 眠れぬ夜をもう1度
SMシーズン1お疲れ様でした。
最低限の目標としていたレート2000を達成することが出来たので構築を紹介します。
(以下常態)
@メガ石
特性 のろわれボディ→影踏み
性格 臆病
実数値(努力値)※メガ後の数値のみ記載
135-×-106(44)-217(212)-115-200(252)
技構成
祟目 ヘドロ爆弾 鬼火 道連れ
アローラで浮き方を忘れてしまったポケモン。しかしフェアリータイプの増加やメガ進化のターンにメガ後のSが適用されることを踏まえ、現環境でも充分に戦うスペックがあると判断して採用した。
メガ進化後にルカリオの剣舞バレットパンチを耐える調整を施しているので、ルカリオ入りにも積極的に投げていくことが出来る。B振りが思わぬ場面で役に立つこともあった。
このポケモンをスイーパーとして使うのか、崩しの駒として使うのかを選出時点で決めておくことが重要。
特性 トレース
性格 図太い
実数値(努力値)
191(244)-×-148(196)-126(4)-122(52)-82(12)
技構成
10万ボルト 冷凍ビーム 毒々 自己再生
ゲンガーが速いアタッカーに縛られやすいため、半端な火力のアタッカーを数値で受けることが可能なポリゴン2を採用。格闘ポケモンが環境に少ないことも採用にあたっての追い風となった。
Bを削って特化テテフのフィールドサイキネを2耐えできるラインまでDを伸ばしたことにより、構築段階で重めのスカーフテテフに対する安定感が増した。
電磁波メガギャラドスに突破された時に解雇を決断したが、結局グズグズと構築に居座り続けた。
@気合いの襷
特性 鮫肌
性格 陽気
実数値(努力値)
183-182(252)-115-×-106(4)-169(252)
技構成
逆鱗 地震 炎の牙 剣の舞
電気の一貫が切れて、相手の炎に役割が持てる枠として、大正義ガブリアスを採用。
採用当初は龍Zを持たせていてなかなか強かったのだが、レート帯が上がるにつれ段々と選出できなくなったので、行動保証のかかる襷に変更した。
ストッパーや初手の荒らしのどれをやらせても強かったが、性格や端数振りなど細かいところに関して考察の余地がある。
@電気Z
特性 エレキメイカー
性格 臆病
実数値(努力値)
145-×-106(4)-147(252)-95-200(252)
技構成
10万ボルト マジカルシャイン 草結び 身代り
相手に有利な択を押し付けることが出来る身代り電気Zカプ・コケコ。相手のカグヤを起点に身代りを貼り、裏の地面を草結びやマジカルシャインで飛ばして一貫をとっていく。
採用当初はスカーフを持っていたのだが、シーズン終盤からスカーフコケコが動きづらくなってしまったように感じたので、前述のガブリアスと同時に持ち物を変えたところ、こちらも対応できる範囲が広くなった。
S200から高火力技をたたきこめるこのポケモンが弱いはずはない。
@たべのこし
特性 ビーストブースト
性格 陽気
実数値(努力値)
203(244)-121-123-114-123(12)-124(252)
技構成
火炎放射 守る 身代わり 宿り木の種
相手をサイクルの中で削っていく役割を持たせた。できるだけ嵌められる相手を多くしたかったので最速。陽気なのはサンROMしか持っておらず、陽気テッカグヤを貸していただいていたため。使いながら自分でも頭の悪いポケモンだと思っていたが、最終日にジバコメタで守るを切って地震を入れたため、結局のところ陽気でよかったと思う。
有利対面で安易に守るを押すと、一気に不利な対面を作られることもあり、終始何らかの択が付きまとうポケモンではあったものの、嵌め性能はとても高く、期待通りの活躍をしてくれた。
@こだわり鉢巻
特性 テクニシャン
性格 意地っ張り
実数値(努力値)
175(236)-200(252)-121(4)-×-102(12)-86(4)
技構成
バレットパンチ 蜻蛉がえり 瓦割り 追い討ち
構築の穴を埋める存在として現環境では珍しい鉢巻ハッサムを採用。
当初この枠はマッシブーンだったのだが、相手の積みに対してあまりにも薄すぎたため、高火力の先制技で相手を縛ることが期待できるハッサムを採用した結果、レートが18から20まで上がった。
高火力のバレットパンチと対面操作が可能な蜻蛉がえりによりサイクルをコントロールしながら自身でスイープすることができる。
調整をテテフの特化フィールドサイキネ2耐えとしており、追い討ちと合わせて削れたテテフを確実に仕留めることができた。
<総括>
購入前からS1の目標としていた2000に到達することができ、2000帯でもある程度戦うことが出来たため、充実したシーズンだった。
しかし、最高2064という結果には全く満足出来ず、むしろ悔しさの方が大きい。相手の少しリスキーな釣り交換や、想定外の型に崩される試合が多く2000帯を勝ち抜くことが出来なかった。論理的な整合性のあるプレイングで勝てるだけの完成度の高い構築を、自分が組むことが出来なかったという現実を受け止めて、来季必ず2100、その先にある高みを見てみたいと思う。
ここまで読んでくださりありがとうございました。質問、ご指摘はコメント欄または以下のTwitterIDまで
@someman_poke
Special Thanks
森のぶーさん(テッカグヤ貸し出し)
Gabriさん(テッカグヤの親。イタリア人)
ヒカリさん(フカマル、ゴース孵化余り)
みやぁくん
(BP稼ぎポケモン貸し出し、モチベ向上)
双葉くん(幾度とない通信交換お手伝い)
皆さん本当にありがとうございました。