S18使用 ロイヤルポリクチ 最高2045
幻のS18お疲れ様でした。
今期使った構築です。
〈個別紹介〉
@メガ石 in
特性 威嚇→力持ち
性格 意地っぱり
155(236)-150(252)-105-×-75-73(20)
技構成
じゃれつく 叩き落とす 不意打ち 炎の牙
いつものから剣の舞を切って技範囲を広げたもの。互換が切られてしまったことにより、これが恐らく最後の出番になってしまう。このポケモンを相棒に選んで本当に良かった。ありがとう。クチート。
@しんかのきせき in
特性 ダウンロード
性格 控えめ
実数値(努力値)※HBS31,CD30のめざ地面個体
191(244)-×-112(12)-171(248)-115-80
技構成
トラアタ シャドボ めざ地面 トリックルーム
こちらもいつもの。と言いたいところだが、クレセドランに対して厚みのある選出がしたかったので使い慣れためざ炎からめざ地面に変えた。ナットレイに後投げして、めざパを打ってしまった時は、慣れないことはするべきじゃないなと思った。今季はレート差マッチングが著しく2000付近で潜っていても平気で18辺りを引くので結果的に高レートに行ってもナットレイの個体数が減らなかったので、めざ炎でもいい気はする。クチートより強いクチートの補佐として、結局クチートと同じく長い時間を共にしてくれた。
@メガ石 in
特性 トレース→フェアリースキン
性格 控えめ
173(236)-×86(4)-231(196)-157(12)-128(60)
技構成
ハイボ サイコショック 気合玉 身代わり
アイドル枠。と思っていたが実際のところすごく強かった。クチートとフェアリーというタイプこそ被っているものの、攻撃範囲の保管が素晴らしくクチートの見ることが出来ない害悪や受けループを見ることも出来る。ポリクチの選出圧力で出てきた相手のポケモンを起点にして裏に負荷をかける動きが単純ながら非常に強かった。何より、どちらのメガ枠を選出しても可愛いというのは本当に大きい()。クチートより出していたと思う。
調整意図はSをメガ前で4振りロトム抜きまで振って残りを火力と耐久に回した形。もう少しSが欲しいことも多かったが、耐久があって助かった場面も多く、Sサポートから繰り出すことも想定していたため、耐久を優先的に確保した。ここまでSを落とすと、トリル下で運用することもできるようになるので便利だった。
@こだわり鉢巻 in
特性 鮫肌
性格 意地っ張り
実数値(努力値)
183-200(252)-115-×-106(4)-154(252)
技構成
逆鱗 地震 寝言 ダブルチョップ
選出率圧倒的なNo.1の大正義ポケモン。この構築ではほぼすべての選出にフェアリーを入れるため、鉢巻という行動保証のかかりにくいアイテムでありながら初手に投げていく動きが可能となった。技構成はメインウェポンの逆鱗地震、ガッサに対面から勝てるダブルチョップ、胞子に受けだしたり、欠伸ループを抜けることが出来る寝言。岩技は、入れておいても外しを恐れて結局逆鱗を打つケースも多く、抜いて困ることはそれほどなかった。ほとんどすべての試合に選出し、いずれも活躍してくれたので主人公と呼ぶにふさわしかった。
@命の珠 in
特性 疾風の翼
性格 意地っ張り
実数値(努力値)
159(44)-146(252)-92(4)-×-93(28)-169(180)
技構成
やりたいことを詰め込んだ欲張りな技構成のファイアロー。ここまでで全体的に中低速のポケモンが多く上から殴られることが多いと考えたので採用した。また、追い風によりガブリアスやサーナイトをサポートして詰める立ち回りが可能となった。
努力値はSを最速霊獣ボルト抜きまで降ってAぶっぱ、残り耐久で数値的に綺麗になるが、正直DL対策を気にしないのであればASぶっぱでいい。
追い風のターンを5ターンにしろ。
@ゴツゴツメット in
特性 浮遊
性格 図太い
実数値(努力値)
157(252)-×-174(252)-125-128(4)-106
技構成
構築の最後に入ってきたクッション。ここまででアローが重く、バシャーモとこちらのサーナイト対面で、守るを打たせたい(フレドラを押させたくない)ため、フレドラを抑制しつつも、バシャーモ側が安定択をとりやすい(早い話が舐められそうな)ポケモンを探した結果このポケモンを採用した。素の耐久は信用に値するものではないのでクチートの威嚇サポートから出していく。
守るは、バシャーモの膝とガルーラの猫騙しを透かすために採用したが、鬼火のスリップ稼ぎや拘りのロック、ギルガルドに剣を晒させるのにも使えたためかなり便利な技だった。運負け製造機だったので、心臓に自信が無い人は使わないほうがいいかもしれない。
〈構築作成の経緯〉
S18はpglに結果が残らないということで、結果以上に楽しめるパーティーを組みたいと考えた。そこで、攻撃範囲の保管が取れていることから以前より注目していたメガクチート+メガサーナイトの並びに浪漫を感じ、そこからスタート。チョッキランドロスやナットブルンなど様々な組み合わせを模索した結果、相手に対して受け身に回るのではなく、攻める姿勢を出していった方が強いという結論に達した。そこで、トリルクチートという勝ち筋を描けるポリゴン2、高い攻撃性能を持ち相手の鋼に強いガブアロー、クッションとして水ロトムを採用して構築が完成した。
〈まとめ〉
2100にはまたしても届かなかったが、当初の目的としていた楽しむことは達成することが出来た。少し扱いの難しいパーティーだったので集中力の切れた状態では回すことが出来ず、レートを溶かしてしまったのが反省点。
最高2045最終19××
画像がなくて申し訳ないです...
2000達成時のものを貼っておきます。
(写真提供:こめこさん)
すぺしゃるさんくす
双葉くん(構築相談)
質問指摘等は以下のTwitterまで
@pokebozu2000
p.s.
構築名のロイヤルポリクチについてですが、
・姫枠を贅沢に2体、しかもメガ枠として採用した貴族しか使えないポリクチである
・トリックルーム、追い風によるS操作を受けて上から高火力を押し付ける立ち回りが某人気スマホカードゲームの「ロイヤル」というタイプを連想させる
ことからつけました。
思いついた時には我ながら天才なんじゃないかと思いました。